大学院創成科学研究科地球圏生命物質科学系専攻(化学系)の宮﨑万由子さんと理学部化学科の田辺裕大さん(ともに指導教員:安達健太 准教授)が取り組む研究が、一般財団法人ササクラ環境科学財団の2026年度「一般研究助成」に採択されました。
本助成事业は、环境科学分野における独创的な研究を支援するとともに、向学心に富み、将来を担う若手研究者?学生の科学技术の向上を目的として実施されています。
【研究课题】
自己修復する防汚表面:环境调和型バイオファウリング制御材料の创製
代表者
宮﨑万由子(大学院創成科学研究科 地球圏生命物質科学系専攻 化学系)
共同研究者
田辺 裕大(理学部 化学科)
研究概要
「バイオファウリング」とは、海水中の细菌や藻类、フジツボやイガイなど贝类などの生物が船舶や海洋构造物の表面へ付着?成长する现象であり、燃费の悪化や设备の劣化、生态系への影响などの原因となることから、环境?产业の両面で重要な课题となっています。
本研究では、材料表面で分子が自発的に秩序构造を形成する「自己组织化」を利用し、伤が生じても表面构造を自ら再形成できる自己修復型の防汚表面の开発を目指します。また、ウルトラファインバブル(直径1マイクロメートル未満、1ミリメートルの1,000分の1という极めて微细な気泡)を活用し、生物付着抑制机构の解明にも取り组みます。自己组织化による表面构造とウルトラファインバブルの相乗効果による新たなバイオファウリング制御技术を确立し、有害な防汚剤に依存せず、生物付着を长期间抑制できる环境调和型材料の创製を通じて、持続可能な海洋利用への贡献が期待されます。